300名の添削をしたフリーランスが解説。ポートフォリオは作るな。

独立のためのマインド

ポートフォリオは作るな|刺さるポートフォリオの作り方(YouTube動画記事)

今回もYouTube動画を記事にしたものになっています!
テキストでサクッと学びたい方、ぜひどうぞ!


今回も一人でお話しする、に挑戦して行きたいと思います!

 

本日は「ポートフォリオは作るな!」これについてお話ししていきます

お話しする経緯

今回お話しする背景として、Web系フリーランスの実践型営業支援コミュニティを運営する中で、営業を進める上で、ポートフォリオをこれまで2~300以上添削してきてます。

添削後から受注・継続依頼などに繋がっているのを何度も見てきており、ポートフォリオに自信が持てず、立ち止まっている方にとって参考になるお話ができるのではないかと思います。

営業活動を円滑に進めるために、最後までみていただけると嬉しいです。それではいってみましょう!

 

「Web系フリーランスさん、ポートフォリオは作るな!」

今回もネタバレというか結論からですが、ポートフォリオは、すいません、必要です!!!w
僕が言いたいのはポートフォリオらしいポートフォリオはやめましょうという話です。

ではどうするかというと、

①自分の名前でのポートフォリオではなく、事業サイトを作ろう
②構成はLPの流れをパクる

この二つを意識して作成するとグッとアピール力が高まると思っています。

ぶっちゃけこれで勘の良い方は「なるほど!」って感じで動画を閉じてポートフォリオのリニューアルに入っていいと思うんですけど、、、

とはいえ中身の部分で迷うこともあるかもなので少し深堀をして行きたいと思います。

 

 

①ポートフォリオではなく、事業サイトを作ろう

なぜか?結論、見た相手に安心感を与えるためです。

一般的なポートフォリオと事業サイトっぽいものを比較するとわかるかな〜と思います

↑まずは一般的なポートフォリオでいくとこんな感じですね。(圧倒的な画力で描いてみました)

よくある型として一番上から

①名前
②メッセージ
③自己紹介
④スキル紹介

みたいに進んでいくと思います。

んで、事業サイトっぽいものがこんな感じ。

https://groxia-webpartner.com/
↑CODOLIFE生のカイトさんのサイトをお借りしました。

見ていただくとわかりますが、きちんと仕事をしてくれそうな雰囲気がありますよね。

・事業名
・強みが明確
・自己紹介よりも実績を押し出していたり

前回のソロ動画でも触れましたが、仕事を誰かに依頼するとき「この人が最後までやってくれるのかどうか」この部分がめっちゃくちゃ気になっていて、ここきちんとやってくれそうな人に発注するわけですね。

最初に見せたポートフォリオだと、TOPが単なる自己紹介になっていて、「この人が最後までやってくれるのかどうか」をしっかり伝える前に自己紹介をしてしまってるんですね

なので最後までサイトをみてもらえず、閉じられてしまうと思います。

ですので、まずはしっかりと仕事として、Webサービスを本気で提供していることをアピールするためにも事業サイトの型でポートフォリオを作っていくのがいいと思います。

■個人事業主として登録しよう。

んで、事業サイトを作る上で特にデメリットもないので個人事業主として登録した方がいいと思います。

なぜかというと、先と同じなんですけど、仕事を進める上で、個人名だと信用を得にくいからです。

個人事業主として開業届を出して、堂々と事業サイトをOPENしてってください。

開業Freeeだと正直この辺あっという間に終わるので、いい感じの屋号でサイトを作るといいと思いますよ。

営業する際も〇〇代表の〇〇です!と提案できるようになりますので、与える印象も段違いだと思います。

開業FreeeのURLをはり付けておくのでこれから成果を出して行きたい方はポチッと押して開業届を作ってみてください。

無料|開業Freeeはこちら

 


 

なぜこういう自己紹介系のポートフォリオが多いのか、詳しくはわからないんですけど、おそらく何かの教材をやり切ったら完成するものに、こう言ったものが多いのかなあと思います。

んで、そのまま使用する感じになっているのかと思うのですが、自己紹介って自分が伝えたいことだと思うんですよ。

けど、仕事の場において、自分が伝えたいことよりも、まずは相手が欲しいもの、ですよね?

お客様が欲しいのは「最後までやってくれるフリーランス」だと思います。そのために安心感を与えるために、開業届をだし、事業サイトの形でポートフォリオを作っていくのが親切ですよ。

 

②構成はLPの流れをパクる

これは何がいいたいのかというと、LPって相手に興味を持ってもらうための要素が全て入ってるんですよね。
なので、伝え方や書き方はLPの勉強をしながら構成→ライティングをアウトプットしていくといいと思います。

かなり前にこういうツイートをしていたんですけど、

 

ここでも書いてるんですけど、

よくあるポートフォリオの構成として(僕の圧倒的画力で書いたポートフォリオもそうですが)
いきなり自己紹介を初めて、HTML星5〜CSS星5〜JavaScript星3〜とかって書いてる方がいるんですけど、これって相手から見たら「ほんまかいな!」って感じで、判断しにくいですよね。

こういうの書くよりも制作物を見てスキル感を判断してもらったほうが手っ取り早いかなと思います。

なので僕はこういうHTML星5〜CSS星5〜JavaScript星3〜とかって書いたことないです。

 

このツイートの画像とかすごく参考になると思うんですけど、一般的なLPの構成として

キャッチコピー
共感
ベネフィット
お客様の声
差別化
アクション(お問い合わせ)

って感じで、もちろん全て埋めるのが難しいかもしれませんが、相手に見てもらう工夫が凝縮されているのがLPの構成です。

真似できるところはここから構成を真似して行きましょう。ポートフォリオは相手のために作るものですよ。

 

んで、おすすめの本が一冊あって「10倍売れるwebコピーライティング」です。

これはマナブさんの紹介で購入したんですけど、自分にも使えるのはもちろんのことWebライティングやLPの構成を考える際にも活用できる本です。
一家に一冊でいいんじゃ無いかなと思ってますw

10倍売れるwebコピーライティング

 

おすすめの事業サイト構成

色々とお話ししたんですけど、僕がこれから事業サイトのようなポートフォリオを作るならどう言うふうに作るか実際に構成をみていただければと思います。

ちなみに僕がガンガン営業していた時の構成とほぼ同じです。

タイトル・サイトの名前
キャッチコピー
サービスを簡単に紹介
制作実績
集客実績
協賛企業のロゴ
軽く自己紹介

って感じで作ると思います。

みてもらうとわかるんですけど、自己紹介最後までしてないんですよね。

まずは自分がどういうふうなサービスを提供し、喜ばれているかを先に見せて、興味を持ってくれたら自己紹介までみてもらっているという流れです。

 

これをみて、そんな最初から揃わないよと思った方もいるかと思いますが、安心してください!

 

最初は全て揃わないと思いますが

肝となるのは「この人ちゃんとやってくれるかな」と言うところです。

なので一番大切なのは「制作実績をできるだけ前に出してみてもらう」だと思ってます。

例えば誰かに仕事を外注すると考えた時、まず初めに制作実績みたいですよね?そんな感じです。

 

■教材で作ったサイトを掲載するときの注意点

実績がないうちは教材から作成した模写やデモサイトを使用して実績欄に掲載するので全然大丈夫なのですが、ここで1つ注意です。

「そのまま掲載しても弱い」です。アレンジしましょう。

なぜならその教材って下手したら何千人って方がクリアして「ポートフォリオ」に掲載してると思います。

特に制作会社さんに営業メールをお送りするときとかは要注意ですね〜
「また同じ制作物か〜〜〜」みたいに思われて、せっかくいい出来なのにうんざりされてしまうという可能性もありますし、そういった声もよく聞きます。

なので、学習中に制作したものを参考にしつつ、自分なりに雰囲気やカラーなどアレンジを加えてUPするのがいいと思いますよ。

 

最初から全て準備して事業サイトを作るのは、実績もないし無理なので、

・サイト名(個人事業主として登録して事業名で作る)
・軽くサービス紹介
・実績(教材で作ったものをアレンジしてUP)

スタート段階ではこの実績欄を模写や架空サイトで充実させることに注力してもらえればいいかなと考えています。

案件をこなし、実績やお客様の声が増えたら、そちらの掲載に切り替えて行きましょう!

 

【番外編】Web制作会社との面談で準備すべきこと

上司と部下の面談。それぞれが気をつけるべき点は? | あしたの人事オンライン

んで、ここで動画を終わってもいいんですけど、
補足的な内容で、こうしたポートフォリオを参考に制作会社に諦めず営業を行うと、面談の機会が必ず訪れると思います。

その時の注意ポイントとして少し前にこう言ったツイートをしたのですが、

 

実際によく面談で聞かれる内容から、
Web制作会社との面談で準備すべきことを書いてみたのですが、
これがあれば基本お話しできます

特に

①模写や架空サイトを準備する
②今のスキルで「①の制作時間」を出しとく

が大切です。

制作会社は最優先でスキル感を確認したいのでここをしっかり受け答えできるようにしておくと、面談も話しやすいです。
模写したもの、架空サイトをUPしつつ、今の状態(スキル)ならどれくらいの時間・日数で同規模のものを納品できるか、を明確にしておく感じです。
商談であたふたしないためにここだけはしっかり準備しておきましょう。

③「いつから働けるか」ってとこですが、
声がかかるということは基本的に人手不足で
ナイスタイミングで営業したなケースが多いので、
僕の場合は「このMTGの後からすぐに働けますよ!」
ちょっと笑いを誘うような感じで声かけてましたね〜。

フッカルさをしっかりとアピールしましょ!

あと、最後に⑥でやったことないことは「調べつつ実装します」と書いてますがこれは「やり切る前向きな姿勢を見せましょう」という話です。

実装したことがないことは必ず一つの案件に一つはついてきます。なので、こうした質問に対しては、「きちんと調べて対応する」この姿勢を貫いてください。

結局仕事を受けると、ググったり調べたりするのは間違い無いので、それを宣言するだけです。

安心感を持ってもらうように相手のための言葉を選び、約束したことを納品まで徹底する。

前の動画の内容とおんなじようなこと言ってますけれど、本当にこの繰り返しだと思います。「前向きな姿勢」徹底して踏ん張って行きましょう!

約束してください!ポートフォリオサイトの構築に1ヶ月も2ヶ月もかけないで!

ダメ」のポーズをする人のイラスト(男性) | かわいいフリー素材集 いらすとや

んで最後に送りたい言葉は、「ポートフォリオサイトの構築に1ヶ月も2ヶ月もかけない」を絶対意識してください。

機会損失です。

ポートフォリオサイトの目的はスキル感を見てもらうことだと思います。

でもこれって「仕事をとるためのツール」みたいなものなので、いくらポートフォリオに時間をかけても仕事は取れません。

また、どれだけ準備しても完璧な状態にはなりませんし、反応がいいものが正しい。と思ってます。

なのでさっさと世に出して、反応を見ながらより良い状態にしていく方がいいですよ。ちなみに僕は3日で作りました

これは、必要な情報をサクッと揃えて営業活動を開始して行きましょう。って話です。

で、サクッと作り終えるために、めちゃくちゃおすすめの記事がありまして、ベイジさんという制作会社さんの記事で「成功法則が詰まったBTBサイトのワイヤーフレーム」というのがあります。

これを参考にレイアウトを作っていくと割とすぐにいい感じの事業サイトが作れるのではないかと思います。掲載しておきます。

成功法則が詰まったBtoBサイトの標準ワイヤーフレームを無料配布します

最初のうちはそこまで充実できないと思うので「サービス紹介」「制作実績(学習サイトを加工してUP)」だけで十分です。

何よりも稼ぎにつながる行動をしなければ変化はありません。前回あげたソロ動画や、これまでUPしてる先輩フリーランスさんの対談動画の行動が参考になるはずです。

みんな勇気を出して一歩踏み込んでいます。サクッと準備して行動に切り替えて行きましょう!頑張って行きましょう!

 

まとめ

①自分の名前でのポートフォリオではなく、事業サイトを作ろう
→相手が欲しいのは「最後まで仕事をしてくれるフリーランス」巷に溢れる自己紹介的ポートフォリオではなく、個人事業主となって安心感を与える事業サイトを作りましょう!

②構成はLPの流れをパクる
→自分が書きたいことではなく、「相手が欲しい情報から構成する」スタート段階であれば制作物を全段で見せることに全集中でOK
掲載する制作物については「今のスキルで同規模のものはこれくらいの日数で納品でききる」と明確にしておく準備をしましょう!

③前向きな姿勢を見せる
ポートフォリオを準備して営業を繰り返すと面談の機会が必ず来る。
その時に、「すぐに、今日から明日から対応できます!」とか実装経験がないことに対しても「調べつつ実装し、納品します!」とか前向きな姿勢を見せて行きましょう。

安心感を与えるのも我々の仕事です。

 


 

そして、この記事をみた後に、改めて前回YouTubeをみて欲しいのですが、商談成立はゴールではなくスタートです。

ここからしっかりとレスポンスよく、円滑なコミュニケーションを積み上げて信頼を構築し、継続的なお取引を増やしていって欲しいなと思います。

そういったものが独立とか自由の入り口になっていくのではないでしょうか!はい、頑張って行きましょう!

この記事が面白かったらツイートなどで感想を聞かせていただけるとモチベが爆発します!w

今日も軽やかに挑戦を。ふんばろうな!!

はら