こんにちわ。はらです。
いつも本当にありがとうございます!
【最悪、失注します。】
今日もYouTube更新。今回はディレクションを円滑に進める上で最低限押さえておきたい「外注のルール」について。先週の動画と合わせてみていただくと円滑なチーム制作がイメージできるかと。この世から失注やトラブルがなくなることを祈ってます🐮https://t.co/g2Wk1W4zvX pic.twitter.com/stSWLHhxxo— はら@収入と余白を両立/Webフリーランス🐮 (@haraponta1496) November 24, 2021
今回は「これだけは抑えて!「仕事をふる」ための最低限のルール」こういったテーマで執筆していきます。
↓こちらの記事も合わせておすすめです!
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まずは目次をどうぞ!
Contents
背景
僕自身たくさんの人と作業を割り振りして「1日の労働時間を3時間以下」にすることを実現できています。
なので、ディレクターという仕事や、自分の得意なこと以外を「外注する」こと自体は推奨派ではあります。
ですが、割と多いトラブルとして、
「作業を依頼したけど、うまく伝わってなかった〜」
「丸っとお任せした結果、修正が重なった〜」など、
意図を伝えられないことが原因で、製作者が辞退したとか、そうした経験ってありませんか?もしくはそうしたトラブルって避けたいですよね?
そう言った方々のトラブルを少しでも無くし、円滑にお仕事をし会えるように「仕事をふる」ための最低限のルールについて記事を書いてみよう!と言う感じです。
これ見て実行するだけで、トラブルは相当減ると思うのでぜひ最後まで読んで実行に移していただけるとと嬉しいです。
プレゼントについて
また、記事の最後に「円滑に仕事を振るためのヒアリングシート」をプレゼントしますのでそちらも公式LINEから受け取ってください!
相当トラブルが減るのではないかと思いますので、よかったらぜひ!
「仕事をふる」ための最低限のルール
では、早速お話をしていきます
「仕事をふる」ための最低限のルール ですが主に2つのパートで分けてお話してみます。
①ディレクションやお仕事をふるレベルに自分が到達しているかどうか
②スマートに仕事をふるために発注者に最低限ヒアリングしておくべきこと(どの仕事でも共通して言えること・デザイナー編・コーダー編)
③気持ちよく仕事をしてもらうための裏技
④ディレクション力を爆上げする裏技を紹介
こんな流れでお話ししますのでよろしくお願いいたします。
①ディレクション・お仕事をふるレベルに自分が到達しているかどうか
過去に僕こんなツイートをしています。
ディレクターは「伝書鳩」ではありません。いいディレクターは「気持ちよく仕事をしてもらう人」ですよ。依頼者といいコミュニケーションをとり、課題を整理し、不安を払拭する。作業者に的確な指示を出し、気持ちよく作業してもらう。そんな人がディレクター。駆け出し時に手を出す仕事じゃないです🐮
— はら@収入と余白を両立/Webフリーランス🐮 (@haraponta1496) November 14, 2021
はい!こんな感じで、割と厳しめではありますが、
ディレクションってそんなに簡単な話じゃないので焦って手を出す分野でもないですよってことをお伝えしたいです。
大事になるのは、
「どの仕事でどの要素が必要か?」
「誰かに仕事を降るとしてどんな情報を作業者に渡さないければいけないのか?」
こうしたことが理解できないままディレクションを担当したり、お仕事を外注してしまうと何が起きるかというと、
「ちゃぶ台返し」「納期が遅れる」「作業者・発注者からの信頼を失う」などとにかく全てが終わります。
確かに、スキルをシェアすることで、仕事の幅が広がり、受注率も上がるし、対応できる幅も広がります。
ですが、きちんと全体像を把握し、納品までに必要な情報を整理できていない状態でディレクションにチャレンジするのはめちゃくちゃ危ないよ、ということです。
では、どんな状態ならディレクションにチャレンジできるか?
Web制作でディレクション・お仕事をふるレベルに自分が到達しているかどうかの判断基準ですが、
「自分の力で営業→交渉→受注→ヒアリング→用件定義→制作→納品まで完結したことがあるかどうか」
だと思います。
つまり、納品までの全体像を自分で経験しているかどうかってことですね。
こうした経験がない方は、焦ってディレクションフェーズや外注依頼をすることはSTOPしたほうがいいですよ。
想像できるかと思いますが、高確率で事故ります。
きちんとヒアリングできず、作業者から「これどーなってますか?」とか聞かれまくることになるので、依頼者とも無駄な打ち合わせが増える。
んで、作業者とも無駄な打ち合わせが増える。
これ繰り返してると、①失注②作業者が消える③双方からの信用を失う
という感じで超大ダメージです。
僕は現在、クライアントとコミュニケーションを取るのが仕事です。
基本的には顧客の要望や案件の内容を整理して、作業者にパスを出すみたいな感じですが、最初は全て自分一人でやっていました。
営業→交渉→受注→ヒアリング→用件定義→制作→納品を一人でやりきる。
これはもう仕事の仕方やレイヤーを上げていくための「試練」みたいなもんなんですよ。
楽な道はないですし、楽してもツケは回ってきます。
なので、こちらのYouTubeでもお伝えしていますが、
・しっかりとロードマップをやり切る。
・全力で営業してきっかけを掴む。
・きっかけを掴んだら全力で対応する。
これを繰り返していると、必要なコミュニケーション、必要なヒアリング事項、などなど納品までに必要なことが理解できます。
焦る必要はマジでないので、そんな感じで1つ1つしっかりとこなしてディレクションに上がってくるのがいいと思いますよ。
とはいえ1年も2年も修行しろってわけではないです。
ちなみに僕はWeb制作を独学して半年で案件を受注し、それから3〜4ヶ月は一人で案件をこなしました。
んでその後、その経験を活かしてチーム化や外注を少しづつ進めていった感じです。
ディレクションや外注をするにしても最終チェックは自分でやらなくてはならないので、技術や知識がないのはかなり危ないです。
コツコツ一歩一歩、目の前の階段を1段ずつ上がっていくのがベストです。
とはいえ1年も2年も修行するわけではないです。
全体の流れを把握しつつ、優秀な人と組めるように行動していきましょう。
以下の記事にもヒントがあります。
[clink url=”https://harayutaweb.com/freelance”]案件に溢れているかどうか
もう一つの要素が「案件に溢れてるかどうか」ですね。ここもWeb制作でディレクション・お仕事をふるレベルに自分が到達しているかどうかの判断基準かなと思っています。
「案件に溢れている状態→信頼されている。継続的な受注が増えている。紹介が増えている。」って状態の可能性が高いと思うんですよ。
なので、こう言った状態であれば仕事のレベルとしてはディレクションできるところまできているのかなと思いますので、
小さな仕事からアウトソースしていってもいいのではないかと思います。
んで、ここで外注に踏み切るために必要なことって、多分お付き合いしてるクライアントとの単価感が一番大切かなと思うので、
これについても「1日の作業は2〜3時間|Web制作の労働を圧倒的に減らす方法」という記事で触れていますので、よかったらこちらも併せて読んでみてください。
[clink url=”https://harayutaweb.com/freelance”]以上の2点
Web制作でディレクション・お仕事をふるレベルに自分が到達しているかどうかの判断基準ですが、
・自分の力でWeb制作のお仕事を納品までこなした経験があるかどうか
・案件に溢れているかどうか
これがディレクションをやる上での最低ラインかなと思います。
外注を視野に入れている方は、お客さんや作業者さんに迷惑をかけないためにもご自身の状況を見つめ直してやるやらないを判断いただきたいなと思います。
②スマートに仕事をふるために発注者に「最低限」ヒアリングしておくべきこと
まず初めに、ここでお伝えするのは「あくまでも最低限」ということをご理解いただきたいと思います。
クライアントや、外注するデザイナー・コーダーによってはもっと欲しい情報がある場合もあります。
鵜呑みにせず、相談し合いながら、頼るべきところは知見を借りながら必要情報を事前に取得して、依頼者にヒアリングをかけていってください。
それが終わって初めて外注が可能になります。
どの仕事でも共通の「事前ヒアリング事項」
では、1つめに「どの仕事でも共通して言える」最低限ヒアリングしておくべきことですが、
・案件の概要、目的
・制作スケジュール
・納期
・金額・予算
他にもありますが、最低限ここを固めてから外注を検討してください。
上記の情報ないと、仕事をもらった人が正直判断できないですよね?
ペルソナを設定するのが難しい方もいると思います。
その場合は案件の概要や目的がわかっていればOKです。
そこを最低限理解できていれば、デザイナーも意図を汲んで制作が可能です。
いつから作業が開始されるかなども、リソースを開けておいてもらうために必要な情報です。
自分主体で考えず、相手は「もうやるだけ」みたいな状態で送り出すために相手のことを考えて、ヒアリングを行っていってください。
そうすれば外注者の手間はかなり減り、すぐに作業に取り掛かれます。想像力大事ですよ。
で、ここからは、デザイナーとコーダーにお仕事を依頼する上で「最低限ヒアリングしておくべきこと」をお伝えします。
デザイナーにお仕事を依頼する上で「最低限事前にヒアリングしておくべきこと」
・モックアップ・ワイヤーフレームを用意する
・ペルソナ。ペルソナを答えるのが無理であれば制作目的
・参考サイトを3つほど用意してイメージをすり合わせる
他にも要素がありますが、これがないとデザイナーに仕事を円滑に渡すのは正直厳しいです。
何もない状態で「とりあえずいい感じによろしく!」と伝えてうまくいくはずがありませんよね。
なので、この3つが用意できないのであれば出直すというか外注する前にヒアリングし直した方がいいですよ。
モックアップやワイヤーフレームについて
んで、ここにモックアップとかワイヤーフレームを準備するとか書いてますけど、ぶっちゃけXDとかフィグマとかじゃなくてもいいんですよ。
紙で用意してもいいし、パワポで用意してもいいです。
お客さんの考えてることを超ざっくりでもいいので、視覚化してデザイナーに渡せば問題なく作業してくれます。
↓これもパワポです。
んで、僕のやり方ですが、お客さんに紙とかパワポで描いていただいてますね。
ここは強いこだわりが出る部分なので、描いていただいた方が手戻りなくスムーズに進行しやすいんですよね。
制作会社との取引でもモックアップは必ず用意していただいて、デザイン制作に入っています。
お客さん側に委ねた方がスムーズにいくことってそこそこあるんですよね。
なので、場合によっては積極的に頼ったり相談してみるといいですよ。
繰り返しですが、
・モックアップ・ワイヤーフレームを用意する
・ペルソナ。ペルソナを答えるのが無理であれば制作目的
・参考サイトを3つほど用意してイメージをすり合わせる
最低限この3つが明らかでなければ、デザイナーに外注するという行為は出直しましょう!
迷惑をかけますし、ぶっちゃけ本当に残念なことに、舐められてしまうと思いますよ。
外注を視野に入れるのであれば、ヒアリングを改めて行ってリベンジしましょう!
「コーダーさんに外注する時に最低限ヒアリングしておくべきこと」
・コーディングルールがあれば伝える
・静的コーディングか、CMS導入までやるか
・カンプデータの形式はなにか
・スマホ・タブレットのデザインはどうするか?
・入れたいアニメーションを網羅する
・入れたいアニメーションの参考サイトを用意する
はい。こちらの6つは最低限携えてコーダーさんにお仕事をふってみてください。
作業者さんから「おおできるディレクターさんやないかい!」と思わレることにつながると思います。
もちろんここに書いたことが全てではないです。
伝えたいのは「自分が受け取ったら情報不足で困らないか?」常に自問自答する姿勢の大切さです。
相手に気持ちよく作業をしてもらうために、必要な情報を依頼者と整理してから外注先に渡してあげる意識が大切ですよ〜という話です。
もう一度言いますね。
「どの仕事でも共通して言える」最低限ヒアリングしておくべきこと
・案件の概要、目的
・制作スケジュール
・納期
・金額・予算デザイナーにお仕事を依頼する上で「最低限ヒアリングしておくべきこと」
・モックアップ・ワイヤーフレームを用意する
・ペルソナは?ペルソナを答えるのが無理であれば制作目的は?
・参考サイトを3つほど用意してイメージをすり合わせる「コーダーさんに外注する時に最低限ヒアリングしておくべきこと」
・コーディングルールがあれば伝える
・静的コーディングか、CMS導入までやるか
・カンプデータの形式はなにか
・スマホ・タブレットのデザインはどうするか?
・入れたいアニメーションを網羅する
・入れたいアニメーションの参考サイトを用意する
んで、これをみた時、「うわ、、これお客さんと俺がすり合わせるのかよ、思ってたより多いな、、、しんどいな、、、」と思うかもしれません。
はい。そうです。しんどいんですよwwww
ぶっちゃけここであげたのは「最低限」なので現場はもっとヒアリングすることが多いです。
安易に手を出しても爆発するだけってことが伝われば幸いです。。。。
ディレクターは「伝書鳩」ではありません。いいディレクターは「気持ちよく仕事をしてもらう人」ですよ。依頼者といいコミュニケーションをとり、課題を整理し、不安を払拭する。作業者に的確な指示を出し、気持ちよく作業してもらう。そんな人がディレクター。駆け出し時に手を出す仕事じゃないです🐮
— はら@収入と余白を両立/Webフリーランス🐮 (@haraponta1496) November 14, 2021
このツイートにも書いていますが、ディレクターは「伝書鳩」ではありません。
「伝書鳩」やっているとトラブルや手戻りの多さから、人は離れてしまいます。
気持ちよく作業をしてもらう土台を作るために裏方をやるのがディレクターだと考えています。
常に相手のことを考えて行動し、気持ちよく作業してもらいましょう。
思ってる以上に余裕を持ったスケジューリング力とコミュ力が要求されるので、駆け出し時にやる仕事ではないと思っています。。
とりあえずこの記事で伝えたいのは、急いでディレクターに回る必要はないですよ!ってことです。
先にあげましたが、自分の力で納品まで完結する経験をしてクライアントとの信頼を深め、案件に溢れる状況をまずは作っていきましょう!
裏技紹介
んでここからはサクッと最後に
③作業者に気持ちよく仕事をしてもらうための裏技
④ディレクション力を爆上げする裏技
を紹介します。
③作業者に気持ちよく仕事をしてもらうための裏技
結論は「グッドベターで伝える」を徹底することです。
例えばデザイナーから素案が届いて、修正依頼を出す時
Aさん「こことここを修正してください!」「ここのデザインの意図を教えてください!」
Bさん①「〜〜〜めっちゃいいですね!ありがとうございます!こちらだけ修正してもらえますか?」
Bさん②「この部分こだわりを感じていいなと思うんですけど、意図を教えてくださいますか?」
同じ話してるのに、受け取る印象全然違いますよね?
ディレクションだけの話ではありませんが、相手にお願いするときはマジで「グッドベター=素晴らしいですが〇〇だとさらに良くなると思います!」を徹底してください。
それだけで円滑なチームになっていきます。
逆にいうと、これができないと人は離れますよ。要注意してください!
④ディレクション力を爆上げする裏技
結論いうと、優秀な人と組んで、作業者ではなく、ヒアリングから巻き取っていただき、横でそれを見ながら仕事するという感じです。
僕も実際最初そうだったんですが、フリーでディレクションをしていた方に案件をお願いし、
「受注した金額全部お渡しするので、なんならポケットからもお金出すので、一連の流れ見せてください!」みたいな感じで、仕事を見せてもらいましたね。
こんな感じで、中途半端なディレクションで迷惑をかけるのであれば、
ディレクションから巻き取ってくれる方に案件を丸ごと依頼しつつ、ディレクションをどのように進行してるか一度見てもいいと思います。
別の方法として、制作会社のSLACKとかチャットワークにジョインできると、
ディレクターの動きや、どのように仕事を降っているかをみることもできるので、そうしたものもいい教材だと思いますすね。
制作会社とつながると、色々仕事の仕方の参考になることが多く、スタート段階ではやはりおすすめかなと思います。
はい!今日は以上です!
今日のは本当に重要な話かなと思うので、しっかり復習していただけると嬉しいです。
外注の事前に用意するヒアリング項目シートをプレゼント!
また、冒頭でお話しした、プレゼントですが、
公式LINEに「ヒアリング」と打ち込んでいただくと、今日お話に出た「お仕事を頼む上での最低限のヒアリング項目」の完全版みたいなものをプレゼントします。
LINEに「ヒアリング」と打ち込んでいただいてGETしていただければ嬉しいです。
少しでもトラブルがこの世から減ることを祈っております!
まとめ
というわけでまとめです。
①ディレクターは伝書鳩じゃないです。お仕事を気持ちよく進行してもらうためにコミュニケーションを行う人材になりましょう。
②総合的なスキルが求められるので、駆け出しからやるのはおすすめしません。
自分で納品までこなして信頼を獲得し、案件に溢れる状態を作れてから検討しましょう。
③仕事をフルために最低限相手に渡す準備をする情報
「どの仕事でも共通して言える」最低限ヒアリングしておくべきこと
・案件の概要、目的
・制作スケジュール
・納期
・金額・予算デザイナーにお仕事を依頼する上で「最低限ヒアリングしておくべきこと」
・モックアップ・ワイヤーフレームを用意する
・ペルソナは?ペルソナを答えるのが無理であれば制作目的は?
・参考サイトを3つほど用意してイメージをすり合わせる「コーダーさんに外注する時に最低限ヒアリングしておくべきこと」
・コーディングルールがあれば伝える
・静的コーディングか、CMS導入までやるか
・カンプデータの形式はなにか
・スマホ・タブレットのデザインはどうするか?
・入れたいアニメーションを網羅する
・入れたいアニメーションの参考サイトを用意する
以上で今日の記事はおしまいです。
最近は午前中にYouTubeを収録し、お昼を食べてブログを書いて筋トレって感じで、なんかフリーランスみたいな生活をしています。
さ、ジムに行ってさっぱりしてきます。
今日の記事も何か一つでも参考になりますように!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
リツイートしてくれるとやる気が爆発します!
はら