初心者がクラウドワークスでWEB制作案件をスマートに納品するための8ステップ

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初心者がクラウドワークスでWEB制作案件をスマートに納品するための8ステップ

こんにちわ!ワードプレスを使って副業で稼いでいる「はら」です。

前回、前々回と僕の考えている以上に反響があり、本当にびっくりしています。
貴重な時間を割いて記事に目を通していただき、本当に感謝しています。ありがとうございます!

前回の記事はこちら

【コピペOKです】クラウドワークスで受注率が上がる提案文・営業のコツ(僕は100万円稼げました)

前回は「案件獲得」にフォーカスした内容でしたが、今回の記事は、クラウドワークス初心者がWEB制作案件をスマートに納品するための「案件受注〜納品まで」の全8ステップについて記事を執筆したいと思います。

・クラウドワークス初心者なので案件をスムーズに完了するための正しい行動がイメージできない。
・クラウドワークス初心者なので、納品までうまく回れるか不安。
・クラウドワークス初心者なので、どんな対応を取れば、正しいのかがわからない。
・つまらないミスで信頼を壊したくない。いただいた案件からパートナー関係を強固なものにしたい。

こういったクラウドワークス初心者の課題を解決するヒントをご紹介してみたいと思います!
ご興味がございましたらぜひ最後までお付き合いいただけると幸いです。

 

この記事を見ると

クラウドワークス初心者でも、、
・お客様にWEB制作の案件受注から納品までのスムーズなプロセスを示せるようになる(結果、納品スピードが上がる。)
・初心者でも「こいつデキル」と思わせるために準備するべき資料や提案がわかる(結果、信頼関係につながる。)
・パートナー化するために納品後にするべき提案・行動がわかる(結果、パートナー化する。)

このような部分の理解・イメージがグッと深まるのではないかと思います!

 

初心者でも
提案〜納品までスムーズに立ち回った後の状態(納品後、年間契約をいただきました。)

 

上記の通りで、今回書き記す通りに提案〜納品まで実行し信頼関係を深めたところ、
スキルスカスカの初心者の僕でも
お客様から「実はこんな悩みもあるんだよ、、聞いてくれる?」と、お話をいただけました。

この後即ZOOMでMTGを設定させていただき、ヒアリングを踏まえ課題解決に向けた提案書を提出するとその日のうちに「年間契約」に結びつきました。
これによりプログラミング学習・独学の収益は100万円越えが確定しました。

初心者の僕が信頼関係の構築につながった要因は「1度いただいたWEB制作案件をスムーズに・スピーディに納品まで持っていけたこと」によると思います。
参考になるかわかりませんが、実際にクラウドワークスで行った対応・作業工程・書類関係をご紹介してみます。
準備すべき書類や、提案書に盛り込むべき内容なども網羅してきますのでぜひご活用いただけると幸いです。

早速まいりましょう!

目次
①WEB制作初心者がクラウドワークスで継続案件受注するためのマインドセット
②初心者でもできる。WEB制作の提案〜納品までのざっくりとした全フェーズ
┗各フェーズでチェック・合意すべきポイントを網羅します(これを確認しておけば安心)
【コピペ&アレンジOK】それぞれのセクションで必要となる資料を網羅します。
③クラウドワークス初心者が信頼構築のため、納品後に取るべき対応・コミュニケーション(結論、WEBマーケのご提案を学ぶ)

1.クラウドワークス初心者が継続案件受注するための「マインドセット」

クラウドワークス初心者が案件を勝ち取るためのマインドセットは
前回の記事「クラウドワークス|営業提案のコツ」で学習をお願いします。

 

見るのが面倒な方にポイントを絞ると、

・クラウドワークス初心者でもレスが速いと信頼につながる
・お客様は課題は持っているが、”答え”は持っていない(提案する癖をつける)

色々試験的に取り組みましたが、
これがクラウドワークス初心者に必要な収益化・パートナー化につながる最大のキーポイントかなと考えております。

なぜこのマインドが大切なのか

クラウドワークス初心者の僕のヘボすぎるスキル(超嘘偽りなく記述。
・HTML・CSS→初心者に毛が生えたレベル
・Javascript&JQuery→よくわかっていない
・PHP→ぐぐりながら構造はわかる、編集はできるが、自力で何かできるわけではない
・WordPress→ドメイン・レンタルサーバの紐付けができる。有料テーマのカスタマイズができる。自力で0からだと大したものできない。
・サイト模写→やってない
・ポートフォリオ→ほぼ作ってない

上記の通り、本当に情けないのですが、この初心者すぎるスキル感でクラウドワークスで企業とやりあっているんです。

 

でも、企業から信頼され、コンスタントに稼ぎ、収益100万円以上となったのは、

・レスの速さに何よりこだわった。
・指示を待たず、こちらから提案した。

この2点だけをしっかり念頭に入れて対応したことに起因すると考えています。むしろこれしかやってないかもです。

「WEB制作初心者」である前に、案件の大小にかかわらず、受注した瞬間からお客様の「ビジネスパートナー」として誠意を持って”課題を解決するための行動・振る舞い”をクラウドワークスで徹底していくと自然と信頼につながっていくと思います。

 

では、どうやって初心者がお客様に喜ばれる提案力を養うのか?

では、どうやって提案力を養うのか?
結論から言うと「養う必要なし」です。僕自身、課題に直面したその場で勉強しその場で対応しています。
理由として実案件に直面しないと、必要なことってわからないんですよね。

https://twitter.com/cohki0305/status/1269261074420776960?s=20

また、↑とだこうきさんもおっしゃっていますが養っても養ってもアウトプットしないと自分の血肉になりづらいと思います。
なので走りながら学び、学びながら走るのがいいのではないかと思います。

僕がお客様に「こんなことできる?」と言われてから初めて覚えて身につけて対応したスキル
・SEO対策全般
・LINEビジネスアカウントの運用
・Googleマイビジネスの運用
・FACEBOOKビジネスアカウントの運用
・グーグル広告の運用
・SNSマーケティング、Twitter運用
・DTP、チラシのデザイン

・・・などなど、必要なスキルって、課題にぶつかって初めて必要になることが多いです。その場でインプットとアウトプットを同時に実行することで、そのノウハウは驚くほど早くスキルとして「血肉」にもなります。必要を迫られた際、YouTubeやユーデミーを開いて都度学習し、実務対応していきましょう。そのうちにお客様に「こいつなんでもできるな!」と思われるようになると思います。

初心者だった僕自身の経験談ですが、このスタンスを持ってクラウドワークスで学習と対応を繰り返していくと、エンジニアの枠を超えてこなせる案件が広がり、お客様に喜ばれ、信頼を獲得し、エンジニア→ビジネスパートナーとして成長していくことができると思います。

以下の記事もオススメです
プログラミング初心者がクラウドワークスで営業開始できない3つの理由【スタート地点150人とMTGした僕が解説】

「とはいえクラウドワークスでWEB制作を進める上で事前に学んでおいたほうがいいものはりますか?」

初心者さんからこんなメッセージをいただきますが、結論:「webマーケ一択です。」
理由は、稼ぎやすいから=「継続案件(パートナー化)へ昇華させやすい」からです。
また、「集客」という数字で示せる成果を示せると、お客様に本当に喜ばれ、大口案件にもつながります。

この記事にて高額案件受注の経緯を書いています。よかったらどうぞ。高額案件獲得の経緯を説明します制作費50万円&月額10万円のWEBコンサル|高額案件を受注した提案内容

なので自分で作ったWEBページやランディングページの広告運用の手法や集客スキルをぜひ学習すべきと考えます。
お勧めのユーデミー講義は以下です。
クラウドワークス初心者だった僕でも、以下の動画購入で大きなドライブがかかりまくり、100万円まですぐに稼げてしまいました。

SNSマーケティング提案:「Webマーケティング×実店舗」で圧倒的な繁盛店を作る裏ノウハウ
SEO内部対策:WordPressに導入するだけでSEO対策を完璧に設定できるプラグインAll in One SEO Packの使い方
SEO外部設計:オウンドメディア構築プログラム(WordPressブログ理論編)
WEB広告運用:成約率の高いLP構築法 × 爆発的に売り上がるWeb広告運用術
ランディングページ制作:ペライチを利用

補足:僕はjavascriptもJQueryもほとんど使えない(その時間をWEBマーケに費やしました。)

僕はjavascriptもJQueryもほとんど使えないというショボすぎるスキル感でした。その時間をWEBマーケに費やしました。
何が言いたいかと言うと、”稼ぐのが目的”であれば、Javascriptの構文を覚える時間を、お客様のWEBサイトに集客する・お問い合わせを増やす技術の学習に使ったほうがいいのではないか?という意見です。

以下、ぜひセールの時に購入してWEBマーケティングの学習を進めてみてください!

SNSマーケティング提案:「Webマーケティング×実店舗」で圧倒的な繁盛店を作る裏ノウハウ
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ランディングページ制作:ペライチを利用

 

javascriptもJQueryが苦手でも実務上のトラブルは無し

エンジニア志望であればこれは御法度ですが、目的を「稼ぐこと」に置いている方もいらっしゃると思います。
僕はJavascriptの理解は、ほとんどありません。AVADAテーマやTCDテーマのカスタマイズを修得して実案件を回していますが、初心者だった僕でもクラウドワークスでのクライアントワークでかなり喜ばれてました。

↑AVADAテーマやTCDテーマを利用して納品していますが、クオリティ面でのトラブルは今のところ全くありません。むしろかなり高評価をいただいています。

【準備すべき】AVADAテーマの購入はこちら(6000円でこのボリュームとクオリティは神)


 


↑WEBマーケを学ぶと商品やカテゴリごとにお客様からランディングページ制作依頼や、広告運用代行のお仕事をいただけるのでコンスタントに案件をいただけるため、クラウドワークス初心者でも客単価の底上げにもなるかと思います。

Javascriptなどの理解ももちろん大切ですが、”稼ぐためには何が必要か”を、常に念頭においてスキル取得の取捨選択をして行くのもアリかと思います。

成約率の高いLP構築法 × 爆発的に売り上がるWeb広告運用術こちらを購入して提案力に磨きをかけてみてください!

 

②提案〜納品までのざっくりとした全フェーズ(お客様にまず最初に共有すべき)

早速、僕の提案から納品までの全体像を共有します。
クラウドワークスにせよ、実案件にせよ、提案から納品までの全体の流れはほぼ同じです。

僕の場合の提案から納品までの全体像(全てのお客様で同じ工程です。)

「クラウドワークスでの提案〜納品全体像」
①ヒアリング(初回のみズームがお勧め)

②ヒアリングからざっくりとした納品イメージの共有→お客様からGOサインもらう
③作りこみ
④第1案提出&打ち合わせ(修正点をスクショでもらう/ZOOMで直接ご指摘もらう)
⑤作りこみ・改善(2)
⑥第2案提出
⑦作りこみ・改善(3)
⑧第3案提出&納品

以上です。どのお客様にも共通で使用できると思います。(今のところこのスケジュールでトラブル無しです)

 

↑全体のスケジュール・作業工程を一番最初の打ち合わせや、案件獲得後のメール
お客様に共有・合意いただくことを”強く”お勧めします。

全体のスケジュール・作業工程を一番最初の打ち合わせや、案件獲得後のメールで共有・合意いただくことを強くお勧めします。
理由として、工程やスケジュールに合意いただくと納品がスムーズになるからです。

WEBサイトって修正しだしたら多分キリがないんですよね。なので、全体のスケジュールを握らずに作成を開始してしまうと、お客様によっては際限なく修正対応することにとなってしまい、いつまで経っても納品・現金化できないと言う状態に陥る危険性があります。なので最初の段階で「ここまで行ったらひとまず納品ですよ」と言うのを事前にお互いに認識しておくと、各フェーズの打ち合わせも緊張感を持って進めていけると思います。

事前にスケジュールを共有しておくと、スムーズに納品フェーズに進み、請求書の発行ができますので必ず実行しましょう。

 

「直案件」だと現金化までに別途書類の準備が必要です。

上記のスケジュールで、クラウドワークス などの「ソーシャルサービス」であれば全く問題なく納品まで行けるのですが、直案件の場合はそれぞれのフェーズで資料を提出しなければなりません。

理由として、お客様はクラウドワークスなどでは「仮払い処理」によって支払いの処理は一瞬で終わるのですが、
直案件で企業からお金をいただくためには提案書・お見積書・請求書・検品書をしっかりと準備し、各フェーズでしっかりと提出する必要があります。

理由として

・提案書と見積書がない⇨社内稟議が取れない可能性がある→現金化が遅れる。
・請求書と検品書がない⇨企業があなたの口座に入金できない→現金化できない。

からです。

前回の記事で「パワポでイメージを共有する」というのをご紹介しました。クラウドワークスだとこれで全然案件はサクサク進むのですが、「対企業の実案件」だと、これだけだと不十分かなと思います。

特にお見積書・請求書をほったらかしにして作業・納品してしまうと、いつまで経っても請求が前に進まない可能性があります。
個人事業のお客様であれば絶対必要なものとはなりませんが、企業を相手にする場合は確実に必要となるので、今のうちに頭に入れておくことをお勧めします。

実は意外とこの辺を考慮せず、企業との案件を進めてしまう人がよくいるらしく、支払いフェーズでモメて、お支払いいただけないトラブルとかもよくあるみたいです。WEB制作は、請求書と検品書の発行までが仕事なのでこの辺の資料関係をスムーズに提出するだけでも「常識あるなー」というイメージを与えられると思います。信頼関係につながりますね。

直案件:各フェーズで必要な資料は以下の通りです。

具体的には以下赤字部分のように各フェーズでこちらから書類を準備し、提出するだけでOKです。クリーンなイメージや常識を持って作業に当たっているイメージを与えられるので、パートナー化にドライブがかかります。ぜひ参考にしてみてください。

①ヒアリング(初回のみズームがお勧め)
②ヒアリング完了後、提案書・見積書をメールで送付→お客様から合意を得る。
③作りこみ
④第1案提出&打ち合わせ(修正点をスクショでもらう/ZOOMで直接ご指摘もらう)
⑤作りこみ・改善(2)
⑥第2案提出
⑦作りこみ・改善(3)
⑧第3案提出&納品
⇨納品後、請求書・検品書をメールで送付(※請求書・検品書はメール送付後、押印して必ず原本を郵送する。)

以上です。

初めての直案件だとこの辺の資料の提出が漏れてしまったりするかもなので、ぜひイメージしておいていただければ幸いです。
正直、ここを個人レベルでしっかり対応している人ってかなり少ない印象を受けており、これをビシッと提出するだけでも信頼関係構築にドライブがかかります。初心者でもできますね。

③WEB制作初心者がクラウドワークスにて信頼構築のため、
納品後に取るべき対応・コミュニケーション(結論、WEBマーケのご提案を学ぶ)

上記の納品までの①〜⑧のプロセスで、「これを聞いておけば安心」のチェックすべきポイントをご説明します。

 

各フェーズで僕が作成して効果的だった「見積書・提案書・請求書・検品書」のテンプレを配布します。
実案件で使って全くトラブルなかったので、コピペ&アレンジOKでこのまま利用いただいて全然OKです。

では、早速みてみましょう!

プロセス①ヒアリング

お客様との最初の打ち合わせです。明確に作り込むものがお互いに認識できていれば別ですが、最初はZOOMでの打ち合わせがいいかなと思います。顔を見ながら打ち合わせをすることで安心感や信頼感を与えられますし、相手の課題や要望をしっかり確認することができるからです。

初心者でも提案を有利に進めるためのヒアリングチェックリスト

✔︎目的は何か(課題は何か)
✔︎完成イメージがあれば見せてもらう(お手本となるサイトがあれば)
┗完成イメージに近い”自分が作れるものやTCDデモサイトを見せる。

目的は何か、どのようなサイトを作りたいか、サイトに明示する要素が確認できた後に、イメージのすり合わせを行いましょう。

お客様の中で完成イメージ(「こんなの作りたい!」)がある方はこれで話がサクサク進むのですが、完成イメージがない方もいらっしゃいます。そんな時、TCDのデモサイトが便利です。

TCDテーマの様々なデモサイトをお客様にお見せして、
イメージのすり合わせを行うと、割と合致するイメージに出会えたりします。

こういったものも有効なのでぜイメージのすり合わせに活用してみてください!

お客様と合意が得られればそのまま気に入ったテーマを購入いただき、
カスタマイズを実行するのもかなり効果的です。

僕がお客様に提案して人気のあったテーマ「FAKE(フェイク)」

TCDテーマの中で、お客様に特に刺さったのはFAKEでした。
カスタマイズも超シンプルで、かなりクオリティの高いサイトが作成できます。

提案の際の武器になるかと思いますのでぜひご活用してみてください!

その他事務系のヒアリングチェックリスト

✔︎ドメインは取得済みか
✔︎レンタルサーバは設置済みか
✔︎ワードプレスは設置済みか
✔︎ロゴデータが欲しい(背景透過)
✔︎会社概要が欲しい
✔︎使いたい画像があれば教えて欲しい

上記以外でも、お客様側で準備いただくことは早めに確認しておきましょう。
これをきちんと伝えておくと、作業開始のスピードが早まります。
「こいつデキル!」思わせることにもつながります。これも初心者でもできそうですよね。リードしてあげましょう。

納品までのスケジュールを箇条書きでOKなのでここで必ず示すようにしましょう。

ここでスケジュールを共有する目的は「⑧3案目提出で納品となること」をしっかりと承認いただくことです。これにより際限のない修正を予防することができます。請求書発行をスムーズに実行できるように「種を巻いて」おきましょう。

○お客様に見せるスケジュールは以下(先ほどのスケジュールをお客様用に文言変えてます)

①ヒアリング(本日のこの打ち合わせです)
②ヒアリング完了後、提案書・見積書をメールで送付します。
③提案書・見積書に合意をいただき作りこみを開始します。
④第1案提出&修正打ち合わせ(修正点をスクショでもらう/ZOOMで直接ご指摘もらうよう、改めてメールいたします。)
⑤修正依頼を踏まえて内容を改善いたします。
⑥第2案提出&修正打ち合わせ(修正点をスクショでもらう/ZOOMで直接ご指摘もらうよう、改めてメールいたします。)
⑦修正依頼を踏まえて内容を改善いたします。(最終の修正対応となります。)
⑧第3案提出&納品
⇨納品後、請求書・検品書をメールで送付(請求書・検品書はメール送付後、必ず原本を郵送する。)

最初の打ち合わせでは日数などの細かなスケジュールは出せないので、以上のように納品までの作業工程をしっかり明示し、合意を得るようにしましょう。納品をスムーズに進めることにつながります。

ここでのヒアリングの目的は、お客様の課題を理解し、WEBサイトに必要な要素や準備するものをを確認することです。目的に合わせた作りこみや、お手本サイトを情報共有し、それを踏まえて提案書・見積書を作成していきましょう。

プロセス②ヒアリング完了後、提案書・見積書をメールで送付→お客様から合意を得る。

さて、ヒアリングを終えて提案書・見積書作りです。僕はヒアリング後8時間以内に送るようにしています。お客様に「こいつ仕事はえーーー!」って思わせることができるのでオススメです。

提案書のテンプレートを共有します。【今のところ3社に活用。超スムーズに企画が通ってます。】

提案書って何書けばいいの?って方に向けて、僕が実際に使っているテンプレートを共有します。
提案書とかマジで苦手、、、と言う方もこれに沿って要素を埋めれば提案書になるはずなので全然パクって使っていただいてOKです!

使用している提案書のテンプレートはこちら

提案書内でつかっているカレンダーのテンプレートはこちら

【無料】プレサポさんが出している「提案書フォーマット」が書きやすいです

・課題、目的
・ターゲット
・得られる効果・期待されるブランディング
・出来上がりのイメージ(TCDデモサイトや既存サイトでOK)
・お客様に準備して欲しいもの
・納期、スケジュール

提案書に必要な要素はこれでOKかと思います。
多分作る人は少数派なので安心と信頼の構築に一役買ってくれるはずです。
これも初心者ならではのアピールでした。

↑こういった行動の積み上げで、株主にまで喜ばれたようなので、あながち不正解ではないかと思います。

 

参考までに、実際に僕が実案件で年間契約につながった企画書の中身を共有します。

(実際の提案内容)提案書に盛り込む内容のイメージはこちら

このような形で枚数は最低限に抑えて、必要な要素を埋めてご提案するといいかと思います。

また、この資料とは別に、作り込むイメージのパワポ(前回記事のもの)や、参考サイトのURLを送付してもいいと思います。

「詳しく教えて!」と言われたら都度電話やMTGで親身になって打ち合わせを実行しましょう。

少しでも提案のイメージが湧いたら幸いです!

補足:読むと提案資料作りのコツ・提案力が底上げされる”1冊”を紹介します。

マッキンゼー流 プレゼンテーションの技術


「いかにプレゼンテーション全体をプロデュースするか」「提案をいかに実行してもらうか」にフォーカスした良書かと思います。プレゼン資料を作るにあたり僕自身、特に参考にしている1冊です。余裕があれば購入してみてください!

見積書のテンプレートを共有します。

見積書のテンプレートはこちら

好みによりますが、見積書は、細かく項目を分けた方が、安心感を与えられます。(作業の内容を把握していただけるため)

・税抜きで表記した方が安く見せられるのでお勧めです。
・横長で作成するとパワポに張り付けやすいのでオススメです。
・「軽微なトラブルや修正対応は納品後に対応します」と加えると、納品がスムーズになります。

※見積もりのテクニック・価格感をどのように決めているかは、すみませんがここでは伏せさせてください!
ツイッターでご連絡いただければ価格設定とかもご相談に応じますのでぜひ声かけてくださいね!
すでにDMいただいた何名かには嘘偽りなく伝授してます!笑

┗提案書と見積書を圧倒的スピードで準備し、メールで送付。先方からGOサインをいただいてはじめて作りこみを開始します。

【超楽です】「ミソカ」という見積書作成サービスを愛用してました。

上記僕が作ったものを加工してもOKですが、
ミソカなら見積もり・請求書類作成の面倒から開放されます。ケアレスミスも防げて安全。1分で見積書が作成できます。



 

プロセス③作りこみ

提案が通ったら、作りこみを開始します。
ここでのコツとして「あんまり作り込まない」がいいと思います。1案目はできるだけ1週間程度でサッと作るイメージでOKです。
理由として、100%1回で納品することはないからです。デザインの骨組みとわかっている範囲の要素や文章を挿入したら、後は打ち合わせで一緒に考えるくらいのイメージでいいと思います。

具体例として、僕の「1案目」をご紹介します。

https://drive.google.com/file/d/1cZPIauCez48WUHUuifxwSG6Ev3gZsYHV/view?usp=sharing
↑解体業のページを作った時の1案目。全体的なレイアウトが決まったら、わかっている部分の情報を加えて、とりあえず提出して中身をお客様と一緒に埋めていきました。こういうふうに1案作ると、お客様としても何を埋めたら良いか明確なので議論しやすい=納品スピードが上がりますよ。

プロセス④ ③で作った内容をお客様に送付する。

プロセス⑤ 修正の打ち合わせ(修正点をスクショでもらう/ZOOMで直接ご指摘もらう)

どの部分をチェックして欲しいか、明確にしましょう。

1案作成後、以下のようなメールを先方に送っています。

お世話になります。
先程本番環境に「第1案」をリリースいたしました。
既存のurlからご確認いただけますと幸いです。
全体的に「信頼感のあるスッキリとしたもの」を目指しました。
内容については「工事中」のものもありますが、申し込みなども機能しています。(仮で私のアドレスを入れてますので、ご指定のアドレスがあれば、変更いたします。)
また、画像については私のほうでセレクトしたものですので、ご希望があれば、すぐに変更いたします。
操作いただき、レビュー・要望をいただけますと幸いです。
スマホレイアウトの確認が完了してませんので引き続き作業いたします。
よろしくお願いいたします。

このメールの後このお客様はZOOMでの打合せを希望されたので、すぐに対応しました。
中には、スクショして丁寧に修正箇所を指摘いただける場合もあるので、その場合はすぐに修正対応に入りましょう。

プロセス⑤作りこみ・改善(2)

指摘や要望を踏まえて作りこみを加速させます。この時点で修正する部分がかなり明確になるので、作りこみもかなり早いと思います。僕はこの第2案の作りこみは1〜3日くらいで出すようにしています。
早ければ早いほうが、お客様に驚きと感動を与えられますよ。

プロセス⑥第2案提出

プロセス⑦作りこみ・改善(3)

場合によってはここで納品となることもありますが、そうでない場合は⑦の3回目の作りこみ改善フェーズに移ります。
ここでキーポイントとなるのが、⑦の作りこみの際に「最初に共有したスケジュールの通り、修正対応は一旦今回で締め切りとさせていただきますね」というのを伝えることです。
見積書にもあるように、納品後に軽微な修正は受け付けるので一旦納品とさせてください」このワードでトラブルやグズグズを今のところ100%回避できています。

 

⑧第3案提出&納品

晴れて納品です!

↓納品後は、作りながらの気付きや視点で、今後の拡張性についてご提案するのがいいかと思います。

ここでも感謝の意を述べるだけでなく、次の提案をしています。このような提案を癖付るといいかなと思います。

納品の合意が得られた段階で請求書・検品書をメールで送信します。

私が作成し、実案件でトラブル0のフォーマットを共有します。
コピペ&アレンジしてお客様にメール送付いただいてOKです。

請求書のフォーマットはこちら
検品書のフォーマットはこちら

【超楽です】案件が増えた最近は「ミソカ」という請求書作成サービスを愛用

見積もり・請求書類作成の面倒から開放されます。ケアレスミスも防げて安全。1分で見積書が作成できます。


請求書・検品書はメール送付後、”必ず”押印して原本を郵送しましょう。

理由として、会社印を押印し支払い対応となる企業が存在するためです。
原本を送付するときは「送付状」をアタマにつけて3枚セットで同封すると、他エンジニアと差がつきますよ。

送付状のテンプレートはこちら

↑送付状のテンプレも一応リンクに入れときますのでご利用ください!

送付状
請求書(押印)
検品書(押印)
↑これを揃えて郵送しましょう!

多分ですが、送付状までつけているエンジニアはいないと思います。(めちゃくちゃ主観ですが)なので、企業レベルの対応を個人で行っている時点でパートナーとしてのあなたの価値は高まるはずです。紙1枚で信頼が買えるならやったほうがいいかなと思います。

これで一連の流れは完了です!ここまでの対応をスムーズに「こちらから」しっかり対応することで、信頼関係の構築につながり、別提案なども通りやすくなっていると思います。事実、僕自身そのような状態です。

僕がしたのは本当にこの対応のみで、年間契約や、パートナー化につながりました。ぜひご活用ください!

サイトの使い方をZOOMなどで教えてあげるのも親切で喜ばれます。

↑納品後にブログの書き方、お知らせの投稿の仕方などをZOOMなどで教えてあげたりすると、親切で喜ばれます。
対面で親交を深める効果もありますね。

納品後、行うべき提案|継続案件・パートナー化に向けて実行すること

結論、WEBマーケ・集客に関する提案をすべきと考えています。
僕自身、1案件を納品後、信頼関係を構築できたことを実感していたので、すぐにランディングページ制作と広告運用の提案をしたところ快諾いただきました。

実際の提案内容はこちら


お客様の課題は「集客」なので、納品まで真摯に対応していれば、この部分の提案に関して「あなたに任せたい」となり、すんなり通ることが多いのではないかと思います。信頼を積み上げ、年間での広告運用・SNS運用を提案してみてください!


前回の記事でもオススメしてますが、僕は下記のユーデミー動画一本で勉強し、この通り実行しています。
お客様にも喜ばれ、継続案件につながっていますので繰り返しになりますが、共有いたします。

成約率の高いLP構築法 × 爆発的に売り上がるWeb広告運用術

ここでどのような金額で年間提案をしたかの記載は控えますので、
直接メッセージいただければ丸出しでお伝えいたしますのでTwitterでぜひご連絡ください!

 

広告運用はスピード勝負。ランディングページ作りは「ペライチ一択」でOKです。

WEBページ、ホームページの目的は「ブランディング」や「コーポレートイメージのPR」を孕んでいるため、デザインや文言、内容をしっかりと作り込まなければなりませんが、ランディングページの目的は「集客」「見込み客へのアプローチ」「問合せ増加」ので、ある種「集客できたものが理想のランディングページ」であるといえます。

上記のユーデミー動画でも説明していますが、作りこみに時間をかけても、効果が出るかどうかわからないので、あまり好ましくありません。

集客に必要な要素を詰め込んだら、即リリースし、運用を開始(テストマーケティング)するのがいいと思います。
その上で、市場の反応を毎日確認し、キャッチコピーや画像の改造を繰り返し、反応のいい状態のものに改善していくのがベストです。

このテストマーケティングの手法・PDCAを高速で実行するのにペライチ」というサービスがオススメです。

ペライチ

色々なランディングページの制作サービスを試しましたが、ペライチの使いやすさは神でした。

・日本製のサービスなので日本語の文章にマッチしている(エレメンターなどは日本語だとちょっと違和感があります)
・本当に一瞬でランディングページが作れる
・独自ドメインにも対応している
・すぐにWEB広告運用がはじめられる

というのが理由です。

圧倒的スピードでテストマーケティングを企業と進める上でかなり強力なツールとなるのでぜひ登録してみてください!
僕は独自ドメインでの作成と、フッター広告をマスクして納品するためにレギュラープラン」で登録しています。月2000円程度で、作業効率とWebマーケティングの提案力と効果が大幅に向上するので企業との年間契約を目指している方はぜひ投資してみてくださいね!

ペライチ
ペライチは基本無料で制作できるので、とりあえずサッと登録して実用に向けて使い方に慣れておくべきかなと思います!

※僕がやっているWEBマーケの運用方法、お客様に納得いただける提案、
ランディングページの要素の取捨選択など別の記事でアップしてみようと思います。

 

まとめ

今回も長文となり申しわけありません!長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

それではまとめです。

・WEB制作初心者でも、”ビジネスパートナー”という意識でクラウドワークスでは即レスと提案を繰り返す
・インプットよりアウトプット。走りながら学ぶスタンスで、実案件をこなすとクライアントにこいつなんでもできるな」と思わせられる
・最初の打合せ・ヒアリングでは「納品までのスケジュール」を必ず共有する。
・打ち合わせをかねて提案書と見積書を即送付し、合意を得る
・最初の作りこみは「わかる部分だけ埋める」でOK。次の打ち合わせで詰める。
・3回目の修正作業時に「これを直したら請求書を発行しますね(納品ですよ)」を伝える
・納品後は今後の展望・集客に対する提案を行う。年間契約の提案を行う。
・制作スキル以外ではWEBマーケの学習がオススメ。
・WEBマーケのテストマーケティングのPDCAを高速で進めるのに「ペライチ」が超有用です

WEBマーケティング|オススメ教材
SNSマーケティング提案:「Webマーケティング×実店舗」で圧倒的な繁盛店を作る裏ノウハウ
SEO内部対策:WordPressに導入するだけでSEO対策を完璧に設定できるプラグインAll in One SEO Packの使い方
SEO外部設計:オウンドメディア構築プログラム(WordPressブログ理論編)
WEB広告運用:成約率の高いLP構築法 × 爆発的に売り上がるWeb広告運用術
ランディングページ制作:ペライチを利用

 

 

以上になります!

 

長々とご清聴ありがとうございました!

 

バーっと書いてしまった部分もあるので「もっと詳しく聞きたい!」というのがあればぜひDMいただければ幸いです!
ありがたいことに、本当にたくさんの方からDMいただき、感無量状態です。

じつはコッソリこんなサポートやっています。

ここまでみていただいてありがとうございます。
「お客様との初めてのミーティングを円滑に進められるかわからない」という方に向けて
MTG同行サポートを実施しています!
クライアントとの信頼関係を勝ち取るために柔軟に活用していただければ幸いです!

くわしくはTwitterでメッセージください!

 

 

過去の僕も、何から手をつければ収益化が進むのか本当にわからず露頭に迷ったので、
どのような悩みでも僕なりの経験からできるだけ有益な回答をするように努めてまいります。

 

僕もまだまだ超ビギナーです!
引き続きお互いがんばりましょう!

また次回、よろしくお願いいたします。

 

 

↓拡散いただけると執筆の励みになります!笑